
※記事内に広告が含まれています。
結婚相談所に提出する書類には、身分証明書や住民票、独身証明書などいろいろなものがあります。その中には、プロフィール写真も含まれます。プロフィール写真というと、運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認の役割もありますが、結婚相談所では、マッチングに欠かせない重要なアイテムでもあります。
ここでは、結婚相談所でのプロフィール写真の重要性や写真のポイント、撮影方法の種類などを紹介しましょう。
結婚相談所でプロフィール写真が重要なわけとは

結婚相談所でのプロフィール写真は、単なる顔写真ではありません。結婚相談所のプロフィール写真は、第一印象を決める重要なアイテムとなります。
結婚相談所では、ファーストコンタクトとして「お見合い」がありますが、このお見合いに進むにはプロフィール写真でいかに好感を持ってもらうかにかかっているからです。
プロフィール写真の印象が良ければ、お見合いの申し込みやOKの返事がもらえる確率も高くなります。また、第一印象がすでにインプットされているので、お見合いで初めて出会ったとしてもかなりのアドバンテージからのスタートとなります。
また、印象だけではありません。プロフィール写真から、お相手がいかに婚活に真剣に取り組んでいるかを感じ取ることもできます。
「外見よりも中身で勝負」と考える人もいますが、結婚相談所では、写真がお見合い成立に直接影響を与えます。
プロフィール写真でふるいにかけられ、異性と出会えないというのは、非常にもったいないことです。

【女性】結婚相談所のプロフィール写真のポイント

女性にとって結婚相談所のプロフィール写真でポイントとなる点がいくつかあります。自分らしさを出しながらも「悪目立ち」しないことが大切です。
定番で勝負!スカート・ブラウス・ワンピース
結婚相談所jのプロフィール写真では、フォーマルな装いに徹しましょう。普段はパンツ派、カジュアル派であっても、ここは定番のスカート・ブラウス・ワンピースで撮影に臨みましょう。
重要なのは、女性らしさと清潔感です。自分らしさをアピールしようとして趣味的なファッションにしてしまうと、お相手にとって選択肢が非常に狭くなってしまいます。
プロフィール写真は、まずは男性に好印象を持ってもらうことが大切です。
若作りはマイナスでしかない
とくに女性は年齢よりも若く見せようとする傾向が強いようです。しかし、結婚相談所では「30代」で検索した場合、お相手は30代の女性を求めているということです。
派手なファッションや若作りメイクは、かえってお相手にマイナスイメージを持たれ、検索対象外にされてしまいます。
年齢にふさわしいファッションやメイクをするように心がけましょう。むしろ年齢を重ねたからこその落ち着きや魅力が伝わるプロフィール写真を意識することです。
冬ファッションは避けよう
冬にプロフィール写真を撮影するときは、あえて冬ファッションは避けたほうがいいでしょう。冬服は色味的にも暗く、素材も重く感じてしまいます。
プロフィール写真では、野暮ったくみえてしまうので、必ず春夏の淡い色や明るい色で軽やかな素材の洋服で撮影するようにしましょう。
過度な修正は詐欺行為?
今は、スマホのアプリを使って写真の加工が簡単にできる時代です。しかし、結婚相談所のプロフィール写真では過度な加工はかえってマイナスイメージになります。
プリクラのように、明らかに目の大きさや肌の質感が不自然であった場合など「この人はまじめに婚活していない」と判断されてしまいます。
また婚活あるあるですが、プロフィール写真で会ってみたいと思ったのに、実際に会ってみたらまるで別人だったといういわゆる「写真詐欺」です。
写真と実際のギャップが大きければ大きいほど、せっかくのお見合いチャンスを自分からつぶしていることになります。無理のある加工はせずに、できるだけ、実際の自分に近いものを選びましょう。
【男性】結婚相談所のプロフィール写真のポイント

女性ほどではないにしても、男性もプロフィール写真を撮るときにはポイントを押さえておく必要があります。
清潔感・爽やかさを前面に
女性に撮って好感が持てる男性は、清潔感があり、爽やかな雰囲気のある人です。髪の毛がボサボサだったり、無精ひげがチラホラ見えているような男性は見向きもされないでしょう。
撮影前には、理容院に行って頭髪、髭をすっきりと整えましょう。
サイズの合っていないスーツはNG
サイズの合っていないスーツは、袖や身ごろなどにシワが寄ってだらしなく見えてしまいます。普段スーツを着用していない人は、お見合い用に1着新調してもよいでしょう。お店でジャストサイズのスーツを選んでください。
また、お見合い用のスーツで紺やブルー系のスーツのほうが若々しく、爽やかに見えます。真っ白なワイシャツを合わせましょう。ネクタイは、紺かストライプ柄がおすすめです。全体的にすっきりとシンプルな装いがベストです。
プロフィール写真と同じくらい重要なカジュアル写真

プロフィール写真とは別に、カジュアル写真を掲載できる結婚相談所もあります。プロフィール写真は「名刺代わり」のようなもので、どちらかというと「おすまし」状態です。もっとその人の性格や日常生活がわかるような写真を掲載することで、魅力を伝えることができます。
日常の様子がうかがわれる写真を
カジュアル写真は、普段の様子がわかる写真を選びましょう。とくに男性は、プロフィール写真やお見合いのときにもスーツ姿です。カジュアルな服装の写真は、まったく雰囲気が違うかもしれません。
趣味やスポーツを楽しんでいるカジュアル写真であれば、表情も生き生きとしているのではないでしょうか。自分らしいと思える写真を選びましょう。
カジュアル写真の注意点
カジュアル写真も当然ですが、現状の自分に近いものを選びましょう。昔の写真、体形が今と違う写真、髪形(毛量)が違う写真などは「詐欺写真」と思われてしまいます。
友人と一緒に撮ったカジュアル写真は、当然友人の顔を消すことを忘れてはいけません。このときの消し方が雑になると、あまりよい印象にならないので注意しましょう。
結婚相談所のプロフィール写真の撮影方法と比較

結婚相談所のプロフィール写真の撮影方法として、以下のような
3
つの方法が考えられます。それぞれのメリットやデメリット、料金相場などをご紹介しましょう。
自撮り&アプリによる撮影
最も手軽な撮影方法が自撮り&アプリを使った方法です。スマホやデジカメ、三脚があれば費用も時間もかかりません。自分が納得できるまで何度も取り直しができ、撮った写真をアプリで加工することもできます。
自撮り&アプリによる撮影では、とくに照明に気をつけなければなりません。自撮り専用のライトを用意することもできますし、お天気の良い日に屋外で撮影すると自然な雰囲気のプロフィール写真が撮れるかもしれません。
とはいえ、ほとんどの会員はスタジオで撮影した写真を使っています。そのなかで自撮り写真はどうしても見劣りしてしまいます。就活などでは自撮り写真も一般的になってきましたが、結婚相談所のプロフィール写真にはあまりおすすめできない撮影方法です。
出張カメラマンによる撮影
出張カメラマンに撮影依頼をするという方法もあります。プロのカメラマンに撮影してもらえるので、自撮りするよりも断然クオリティの高い写真ができあがります。費用も5,000円~15,000円とお手頃で、撮影時間も30分~1時間程度で終わります。
出張カメラマンに依頼するときには、目的をはっきりと伝えておく必要があります。結婚相談所のプロフィール写真に詳しい経験と実績のあるカメラマンにお願いしましょう。
不慣れなカメラマンだと、マッチングアプリのような「ウケる」写真になってしまうかもしれません。結婚相談所のプロフィール写真は、あくまでも明るく爽やかな印象であることが大切です。
スタジオでの撮影
結婚相談所のプロフィール写真で最もクオリティが高いのがスタジオでの写真撮影です。結婚相談所と提携しているスタジオもあり、プロフィール写真撮りに慣れているといえます。
また、髪型や服装などアドバイスがもらえることもあり、とくに自信のない人にはオプションでヘアメイクをお願いすることもできます。
費用は15,000円~25,000円とプロフィール写真の撮影方法としては、最も高くなっています。撮影時間も1時間~2時間と長くなります。
結婚相談所のプロフィール写真に慣れたスタッフがサポートしてくれるので、任せておけば安心できます。
まとめ
結婚相談所で婚活するためには、プロフィール写真は「顔写真」以上の重要な意味を持ちます。多くの会員の中から選んでもらうための「名刺」のようなものです。
結婚相談所で婚活を成功させるためには、プロフィール写真がすべての起点となります。そしてお見合い、仮交際、真剣交際、ゴールとなります。
プロフィール写真に手を抜いてはいけません。お相手はプロフィール写真からあなたの結婚への真剣度もしっかりチェックしているからです。

コメント