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結婚相談所では、実績を表す数字として「成婚率」や「成婚者数」をあげてPRをしています。
この実績が高ければ高いほど、早く理想のお相手と出会えそうな気がしますね。
しかし、成婚率を単純に結婚できる確率と考えてはいけません。
注意したいのは成婚率の定義や算出方法が各結婚相談所で違っていることです。

結婚相談所の「成婚」とは
結婚相談業界での「成婚」とは、結婚を前提にした交際相手が見つかり、他のお相手を見つける必要がなくなったため退会することです。
カップリング成立の時点で「成婚」とする結婚相談所もあります。
つまり正式な婚約ではなく「結婚したいと思えるお相手が見つかった」という意味なのです。
交際相手が見つかり、退会した後に結婚するか破局するかは結婚相談所としては関知しないということですね。
一般的な認識としては「成婚」=「結婚」ですが、結婚相談所の「成婚」は異なるということを覚えておいてください。
成婚率の算出方法の違い
成婚の定義が結婚相談所によって異なるように、成婚率の算出方法にも違いがあります。
たとえば
(1)「成婚による退会者数」÷「総会員数」
(2)「成婚による退会者数」÷「成婚以外を含む全退会者数」
(3)「一定期間の成婚による退会者数」÷「一定期間の退会者数」
具体的な数字でみてみましょう。
総会員数:200人
成婚退会者:10人
成婚以外の退会者:20人
(1)では
「成婚による退会者数 10人」÷「総会員数200人」=成婚率5%
(2)では
「成婚による退会者数 10人」÷「成婚以外を含む全退会者数 30人」=成婚率33%
(3)では一定期間とあるため、たまたま実績の高かった時期を算出することができます。
このように各結婚相談所によって成婚確立の算出方法が異なるため、単に成婚率という数字だけ見て「実績が高い」「実績が低い」と決めつけないほうがよいといえます。
まとめ
成婚率は、各結婚相談所で基準が違ってきます。成婚率が高いからといって安易に決めないようにしましょう。入会前の無料カウンセリングでは、成婚率の算出方法をしっかり確認しておきましょう。

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